オペラは総合芸術と言われています。何故なら、オーケストラの重厚な響き、ソリストたちの華麗な歌声、華やかなバレエ、演劇的要素、舞台美術、衣装など色々な美の集合体がオペラだからです。その中でも大変重要な役割を担っているのは、合唱なのです。ある時は、農民また兵隊、伯爵、公爵、奴隷、市民...と多種多様の役が出てきます。オペラの合唱は、整列して歌うのではなく演技を伴います。一人ひとりが役付きであり、ソリストなのです。しかも統制された美しいハーモニーを奏でなければなりません。オペラの中における合唱の魅力はそんな中にあるのです。